こんばんは、カズオです
先日、統計検定3級をCBTで受験して無事合格しました。
実は約半年前に受験して、不合格だったんです。
リベンジを果たすために、しっかりと準備をしたおかげで、合格出来ましたね。
今回は合格までの軌跡と、使用した教材を紹介します。
・統計検定3級をCBTで受験する際の様子を知りたい人
・CBTで受験した様子がわかる
余談ですが、私は高校数学は得意な方だったため、確率の問題は得意でしたね。
目次
受験を検討した経緯
今の仕事で直接、統計的な知識を使うことは正直ありません。
ただ、今後の仕事で統計の知識を使うこともあるかも知れませんし、何よりも統計に関心があったため、スキルアップのために受験しました。
統計検定の実施趣旨を見てみると、以下のようにあります。
統計学は、大学における文系・理系の双方のほとんどの学部で専門科目の基礎となる不可欠の素養であり、実験、調査、観察研究によって得られたデータに基づいて統計的に正しく推論を行う力は、すべての学問分野で必要とされています。また、企業では、データに基づいて経営戦略を決めたり、商品企画や生産管理を行うことが当たり前になっているので、企業が新入社員に学んできて欲しい数学の分野のトップは統計学になっています。
確かに、社会人としては統計検定を通じて学べるものは多そうですね。
試験会場や受験の日程調整しやすいCBTの方が都合が良く、こちらの方がありがたいです。
CBTの試験概要は下表の通りです。
項目 | 内容 |
問題数 | 30問程度 |
試験時間 | 60分 |
ボーダー | 65点(100点満点中) |
学習方法
初回、2回目の対策として、こちらのテキストを使用しました。
初回受験時は対策が適当過ぎて不合格
冒頭書いたように、今回は2回目の受験で、1度不合格になってます。
今思えば、不合格になるのも納得なくらい、いい加減なものでした。
・テキストを流し読み(2時間)
・過去問の解答を見て解き方を理解(3時間)
どちらも一周ずつで、実際に手を動かさずに自力で解いてません。
そのため、電卓を使ったのも試験当日が初めてで、操作にも慣れてなかったくらいです。
こんな学習方法で合格する人もいるでしょうが、今思えば無謀ですね。
とは言え、50点も取れました。
統計の知識と言うより、常識的(?)に考えたら、こっちが正解な問題が正解してたんでしょう。
2回目の受験時は真面目に対策を立てました
初回受験から半年、ズルズルと受験しなかったですが、重い腰を上げて対策方法を変えて、準備を行いました。
真面目に対策を立てないと受からないとわかったため、このような対策を取りました。
・テキストを流し読み(2時間)
・過去問の解答を見て解き方を理解(3時間)
・Udemyで動画を視聴(2時間)
・過去問を自力で2周解答(20時間)
前半2つは変わりませんが、後半2つが追加の対策です。
Udemyの動画で基礎を復習
こちらの 【ゼロからおさらい】統計学の基礎 です。
2時間半程度の講座で、非常にわかりやすかったため、初めからこちらを見ればよかったです。
特に3章の仮設検定はわかりやすかったですね。
正直、公式テキストは読みにくいため、買わなくて良かったかも知れません。
ただ、Udemyは頻繁にセールをやっていますが、この講座はセールで安くならなかったため、定価(約1万円)で買いました。
こんなことなら、セールを期待せずに、もっと早く買えばよかったです・・・
過去問の使い方
過去問の解答を見て解き方を理解した後、過去問を自力で2周解答してます。
過去問集の写真で、黄色い付箋が貼っているのは、間違えた問題です。
・1周目は手を動かして全問解く
・2周目は間違えた問題を再度解く
※その際、解答の番号ではなく、解答プロセスを説明出来るくらいまで理解する
2周目でも間違える問題は数問あり、それらは特に集中して試験の直前まで確認していました。
ここまで手を動かして解答すると、初回とは異なり、自信を持って本番に臨めました。
最後に注意点があります。
2020年より統計検定3級は、出題範囲が変わっており、相関と回帰や統計的な推測 等が増えてます。
この過去問集では2017年〜2019年のものしか記載されておらず、サンプル問題があるものの、サンプル数は少ないため、上記の動画を利用して理解を深めました。
CBT受験はその場で結果が出ます
オデッセイコミュニケーションのHPより申し込む必要があります。
当日は、この時使用したログインIDとパスワードでログインする必要があるため、忘れないように覚えておきましょう。
身分証も必要なため、私は運転免許証を持っていきました。
電卓も見せて、OKを貰えたため、早速解いていきます。(関数電卓やプログラム電卓は使用禁止とのことです)
初回受験時は、適当にしか過去問を見ていなかったため、過去問と同じ問題が出たかどうか、覚えてません。
2回目は必死に問題を解いていたため、この時も過去問と同じ問題が出たかどうか、覚えてないんですよね。
40分くらいかけて30問解き、残り時間はギリギリまで見直しをして終了です。
最後にアンケートに答え終わると、次の画面で合否と成績が発表され、無事合格していました。
まとめ
今回は統計検定3級の受験〜合格までの流れをまとめました。
改めて、手を動かして試験対策をする必要があると痛感しましたね。
それにしても、CBT受験はその場で合否がわかったり、試験日時や場所も自由に選べられるため、他の試験もCBTになってもらいたいものです。
今回の学習を通じて、統計のことが少し身についたため、仕事の資料を作ったり、データをまとめる時に役立つ場面がありそうです。
加えて、統計の勉強が面白いこともあり、今度は統計検定2級を受験します。
難易度が随分上がるようなので、初回からしっかり準備をしないといけませんね。